赤ちゃんは毎日出来ることが増えて、お母さんお父さんもその成長を見るのが楽しいですね。赤ちゃんの首が座ると、赤ちゃんの最初の段階の成長として、寝返りができるようになります。
今まで仰向けでいた赤ちゃんが寝返りをすることで、移動手段を手に入れ、好奇心がより一層高まります。
でも、寝返りが出来たと思っても、そのあと元の体勢に戻れずに泣いてしまうなんてことはありませんか?そんな時、どうしてあげたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんが寝返り、うつ伏せになった状態から元に戻る事を 「寝返り返り」と言います。
この記事では、寝返りをした後、戻れなくなってしまう「寝返り返り」ができない赤ちゃんが泣いてしまう理由と注意点などについてお伝えします。
「寝返り」と「寝返り返り」の違い
寝返りは、赤ちゃんが仰向けの状態から、身体の向きを自力で変えてうつ伏せ状態になるまでの動きを指します。一方、寝返り返りは、寝返りした赤ちゃんが仰向けに体を戻す動きのことです。通常、赤ちゃんは寝返りの後、寝返り返りを習得しますが、寝返りより先に寝返り返りができるようになったという赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが寝返りから戻れるようになるのはだいだいいつ?
赤ちゃんは成長過程で筋肉や骨格が発達し、体を少しずつ自由に動かせるようになります。と同時に、視覚も発達し、周囲に興味がわいて寝返りが出来るようになりますが、だいたい始めのうちは、寝返りが出来ても元の仰向けに戻れません。
生後5ヶ月~生後6ヶ月頃で寝返りに成功する赤ちゃんが増えますが、寝返りの状態から戻る「寝返り返り」は、だいたい寝返りを覚えた1ヶ月~2ヶ月で習得されることが多いです。しかし、赤ちゃんの発達スピードは個人差が大きいため、遅いからと言って、検診で問題が見られない場合は、あまり神経質になる必要はありません。
「寝返り返り」の練習は必要?泣いていたらどうする?
うつ伏せを練習している時に頭の重みで、寝返りより先に自然と寝返り返りを習得する赤ちゃんもいます。このように成長過程で自然と寝返り返りをするので、特に練習する必要はありません。しかし、寝返りの後、戻れずに、赤ちゃんが泣き出してしまう場合など、うつ伏せの時間が長くなるので、赤ちゃんの窒息が心配ですね。
赤ちゃんが寝返りして戻れずうつ伏せの状態で泣いているのは、体勢を変えてほしいというサインです。様子を見て、赤ちゃんの体勢を変えるサポートをしましょう。寝返りができるようになってから1か月ほどは、寝返りしては泣くというのを繰り返す赤ちゃんが多いです。
はじめは、たくさん泣いてしまうことに戸惑ってしまうかもしれませんが、寝返りしても怖くないよと寝返り返りの感覚を教えてあげるためにも、大人がうつ伏せ状態の赤ちゃんの腰を左右に揺らして、赤ちゃんの肩と腰を支えて優しく反転させてあげましょう。そうすることで、赤ちゃんは寝返り返りを身体で覚えます。ぜひ試してみてください。
寝返りが戻れない時の注意点
うつ伏せの姿勢が長く続くと、窒息が心配です。そのため、赤ちゃんが寝る場所の環境を整えましょう。赤ちゃん用の布団は、体が沈みこまない硬い布団が推奨されています。寝返りをした弾みで赤ちゃんが寝具に埋もれないように、やわらかい寝具やクッション、ぬいぐるみなどは、赤ちゃんが寝る場所に置かないようにしましょう。
さいごに
赤ちゃんの安全な成長のためには大人が赤ちゃんから目を離さないことが大切です。赤ちゃんに何かあった時に、すぐに気付ける距離にいましょう。
赤ちゃんが寝返り返りできずに、泣いてしまう度に仰向けに戻すのは大変と思ってしまうかもしれませんが、成長の過程の一つです。赤ちゃんの安全のために、すぐにかけつけ、寝返り返り習得のお手伝いができるようにしましょう。
また、赤ちゃんが寝返りや寝返り返りをするようになったら、ジョイントマットを敷いて赤ちゃんがかたい床にぶつからないように、またベビーベッドに寝かせる場合は、必ず柵を上げるようにしましょう。
寝返り返りをなかなかしない赤ちゃんでも、神経質にならなくて大丈夫です。赤ちゃんの成長段階に合わせた環境を整え、窒息やけがなどの事故を防ぐことを優先しましょう。